ボヘミアン・ラプソディ

体感する映画だった。

Queen世代ではないが、知っている曲、なんとなく聞いたことがある曲あ満載だ。

しかし、あそこまで壮絶な人生だとは知らなかった。

マーキュリー自身が常に全力で戦い、自分に正直な人だった。

だから、彼は多くの人に愛されたのだろう。

興行収入が5週連続で右肩上がりに上がっていくという異常なほど熱狂されている映画。

ファンのみならず、今の時代を生きている若者たちにも響く映画だ。

「我々は何者なのか?」という問いと、「誰かに愛されているのだろうか」という不安。

そんな誰もが一度は胸に問いただしたことあるだろう。

マーキュリーは、常に自分自身に問う。

だからこそ、完成豊かな名曲が生まれたのだ。

 

あと、マーキュリーを支えるQueenのメンバーと恋人たち。

「家族だ」

と言われる人たちが、マーキュリーの力を最大限に引き出させた。

そこにはほっとした。

一人ひとりが天才で、才能あふれるメンバーたち。

だから唯一無二のバンド「Queen」があるのだ。

 

自分自身もこの映画を見て、正直に生きたいと思った。

理解者は、必ずついてくる。

私は天才ではないが、理解してくれる人と、愛せる人、精神を捧げたくなるような仕事さえあれば幸せなのだ。

 

マーキュリーも最後は、マイホームに戻った。

人生はシンプルなのかもしれない。